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by shonanboy-no1ID
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甲武信ヶ岳登山紀行(200年5月26~28日)-2

登り始めてから2時間40分、千曲川信濃川水源地標に着く。汲めるほど水が湧き出てくるのは10Mほど下ったところ。ここから金峰山、国師ヶ岳から続く尾根までの登りは今回の山行きで一番息が切れたが、それは30分の行程を20分で登ったからかも知れない。程なく頂上。樹林をぬって登って来たのでさほと気にならなかった雨は、さえぎるものが無いとかなり強い。南西側には金峰山、瑞牆山、東に向かい富士山、乾徳山が煙雨の向こうに見えるはずだが想像するしかない。証拠写真を撮り、甲武信小屋に下る。かなり急な下り。明日雨の中を登り返すことを思うと気が重い。下ること10分少々。12時30分甲武信小屋着。4時間少々掛かった。我々が今日最初の客のようだ。恰幅の良いご主人が長いすに横になり、またかなりふくよかな中年の前のご婦人が本を読んでいる。第一印象はダレタ山小屋という感じ。しかし後で分かった事だが、このご主人は甲武信ヶ岳の登山道、徳ちゃん新道を切り開いた人。夕食後彼が撮ったハイヴィションDVD鑑賞会を催してくれたし、そのDVDを50人以上の宿泊者全員の無料で配ってくれたりして、第一印象とは違う優しいエンターテイナーであった。リピーターが多いのもうなずける。5時半の食事まで約4時間。外はかなり強い雨になってきたので近くを散策するわけにも行かず、結局飲むしかなかった。横浜から来た我が娘の年頃のお嬢さんがジョインしたので、思いがけずに華やかな宴会になった。持ってきたウイスキー、焼酎では足らず、1杯600円の八海山を何倍飲んだろうか。夕食はカレーライス。先ほどの徳ちゃん主催の鑑賞会の後、寝床に戻り消灯時刻まで更に飲む。下界に居る時より飲み過ぎたようだ。夜中に3回も目覚め、暗い雨の中をかなり離れたトイレに行くのがしんどかった。
 
by shonanboy-no1ID | 2006-06-11 14:51 | 登山