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アウトドアー大好きshonanboyのページです


by shonanboy-no1ID
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 甲武信ヶ岳と何時頃から呼ばれているのかは分からない。甲斐、武蔵、信濃はともに平安時代からある国の名と思う。その三国の国境にそそり立っているのでこう呼ばれている。USAにFour Corners という場所がある。右回りにユタ、コロラド、ニューメキシコ、
アリゾナの4州の州境が交わるところ。其処に立てば4州行ったことになる。26日の夕方横須賀を発ち、横浜で仲間の一人をピックアップ。首都高速、中央道を辿り須玉ICから国道141号北へ甲斐大泉近くの道の駅にキヤンピングカーを停める。横浜から約2時間半。順調なドライブ。道の駅は水もトイレもあり且つ比較的新しいので清潔なのが良い。12時頃まで軽く飲んで寝る。
 翌朝6時起床。自分はサンドイッチとクラムチャウダーの朝食。同行の二人のスープは春雨、トムヤンクン。7時半前に道の駅を発ち、川上村梓山の毛木平に着いたのは7時半前。雨は降っていないが雨具、ザックカバーを付けて、8時25分登り始める。ルートは2つあるが、雨の心配があるので短い千曲川源流コースを採る。最初の1.5KMは林道を進む。体を温めるにはちょうど良い。大山祇神社で登山の無事を祈願。同行の一人が札所巡りを趣味としているので最近自然と手を合わせるようになった。林道が終わっても比較的広い山道。唐松の枯葉が厚く積もり絨毯のようで歩き心地が大変良い。こんな山道なら膝に優しく、全く疲れないであろう。先を行っていた大きな荷物を背負った法政大学(これは山小屋で後に聞いてわかたもの)ワンダーホーゲル部員をパス。少し前の新聞に大学の山岳部が部員不足で困っていると聞いたが、ワンダーホーゲルがどうなのか、人事ながら心配になる。千曲川源流まで4KMの道標を過ぎると登山道に入った感じとなった。千曲川は信濃川の支流で最も長く新潟の河口から源流までは367(369か364か記憶が不正確)KM。合わせて日本一長い川である。木々の葉は芽が吹いたばかりで黄緑色がみずみずしい。道端に大きなシャクナゲがたった2輪の花をひっそりと付けている。シャクナゲの木はたくさん見かけたが咲いていたのはここのみ。道は唐松の枯葉のカーペットからクヌギ、ナラの枯葉に変わる。長年にわたり積み重なったのだろうか一部は炭化したように黒くなって、これも足に心地よい。ミツバツツジのピンクがひっそりと咲いているのに、派手な感じを受けたのは春が未だ浅いので、花が少ないからだろうか。屋久島のもののけの森のように苔むした木々が倒れ、鬱蒼とした景色も見られた。ナメ(滑)滝まで1時間40分、ほぼタイムテーブル通り。雨も落ちてこず、息も切れず、比較的楽な登り。
# by shonanboy-no1ID | 2006-06-11 14:50 | 登山
3時起床。4時前山小屋発。我々より早く立ったパーティーがあった。夜が明けるまで1時間余り、懐中電灯を照らしながらの登山。
昨夜の飲みすぎの付けが来る。ほんの少しだが友に遅れる始める。大滝の頭、五合目付近で夜が開ける。
藪沢小屋、馬の背ヒュッテを過ぎると樹林帯が終わり低い潅木、ハエマツ帯に入り頂上が見渡せる。ここから頂上までは稜線を主に歩くので景色が素晴らしい。
昨日より視界が利き、遠く北アルプスの槍、穂高、鹿島槍、御岳が望めたが、残念ながら木曽駒が岳の頂上は雲に隠れ見えない。頂上に着いたのは9時過ぎ。野呂川を挟み北岳がでっかく手に取れるように近くに見える。もちろん間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、悪沢岳、赤石岳等の3000Mを越える山々も連なって見えた。
地図を片手にコンパスを見ながらあれはどの山などと思い巡らすのもまた楽しい。下りは小仙丈ケ岳を過ぎ大滝の頭の近くまで稜線歩きなので、気分がうきうきする。途中一人で下っていた男女と知り合いになり、5人で下る。彼ら二人はこの夏飯豊山で行き帰りのバスで一緒だったと言う。
山好きが多いのか世の中が狭いのか。それにしても偶然出会う確率は少ないはず。12時前に北沢峠に着く。臨時バスを運行してくれたので戸台口の丹渓荘でゆっくり温泉に入り汗を流せた。伊那のつばめタクシーに電話し1台廻してもらう。JAFに預けたキャンピングカーは修理できず、後日取りに来ることになった。横浜行きのハイウェイバスは満員、あづさはグリーンまで指定席は満席。新宿行きのハイウェイバスしか帰る手段は無し。
かなりのトラブルに出会ったが満足した山旅であった。
# by shonanboy-no1ID | 2006-05-30 22:51 | 登山
7時少し前北沢峠発。少し下りキャンプ場を過ぎると緩やかな登りが始まる。
キャンプ場にはカラフルはテントが20張以上。仙水小屋で冷たい水を補給し、標高2,264Mの仙水峠まで小一時間。左に甲斐駒ケ岳、摩利支天が聳え立つ。見上げるのに首が痛くなるほど。右前方に鳳凰三山。オベリスクがはっきり見える。
前方東遥か彼方には金峰山の五丈岩が確認できた。ここから駒津峰2,740Mまで1KM少し、標高差約500Mかなりの急登。道の両側には背丈ほどの潅木が茂り一部を除き眺望は利かない。西側伊那谷方面からは雲が沸き立ち木曽駒ヶ岳は見えない。ほぼタイムテーブル通り一時間半。森林限界を超える。摩利支天、甲斐駒の頂上は指呼の先だがまだ1時間半以上は掛かる。鳳凰三山とほぼ同じ高さになり、北の入笠山(にゅうがわやま)は遥か下に望む。
南には北岳、明日登る予定の仙丈ケ岳と間ノ岳、農鳥岳、塩見岳がはっきりと望める。百名山を目指す限り一度は南アルプスを縦走せねばならない。楽しみだ。少し下り、登りになると甲斐駒が白く見える原因の御影石が砕け、歩き難くなる。一歩進み半歩下がる感じ。頂上まで10分ほどのところに荷物を置き、身軽になり最後の登り。途中直登のルートを採った友はかなり前に着いていた様だ。北アルプス、中央アルプスは雲の下だが、霧が峰、蓼科山、八ヶ岳、金峰山、鳳凰三山、北岳を始めとする南アルプスの3000M級の峰々がはっきりとした姿を見せている。
360度のパノラマを30分ほど楽しみ下山。2967Mの頂上はかなり冷たかった。登りで汗をかなりかいていたのでよけい冷たさを感ずる。
風を避け、大きな岩の陰で食事。コンビニで買ったおにぎり、味噌汁、持参したソーセージ、トマト、きゅうり、そしてビール。東側の山並みを楽しみながらゆっくり食事も楽しむ。
帰りは駒津峰まで登りのルートを戻り、そこから双児山2649Mを経由し、樹林帯の中の道を道をひたすら下る。地図では1時間半とあるが何かの間違いだろう。2時間以上掛かった。のぼりは全てタイムテーブルより早い時間で歩いているので地図が間違っているに違いない。
途中で会った中年お二人連れおかしい、おかしいと言いながら歩いていた。4時少し前今日の宿の長衛荘着。冷
# by shonanboy-no1ID | 2006-05-30 22:46 | 登山
甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳登山紀行(9月13~15日) 中央高速道路の笹子トンネルを抜け、勝沼ICを過ぎると甲府盆地の向うに白峰三山、北岳、間ノ岳、農鳥岳が真正面に現れる。
その右側のピラミダスな山が甲斐駒ケ岳。釜無川沿いに信濃に向かうにつれ存在感を増してくる。年に数回この道を通る度にいつかは登りたいと思っていた。甲斐駒ケ岳と北沢峠を挟んで南側に聳え立つのが仙丈ケ岳。
伊那谷宮田村に住む大学のクラブの友人をこの30数年で50回以上は訪ねているだろうか。特に名古屋単身赴任時代は年に数回以上は会っていた。そのたびにいつも温かく迎えてくれたのが仙丈ケ岳。天気が悪くその姿を拝めなかったのはめったに無かった。
関東方面から北沢峠までは夜叉人峠を越え広河原から登るのが通常のルートだが、梅雨開け近くの豪雨で夜叉人峠の近くで大崩落が起き、来年まで通行止めとなったので長野県側の戸台口から入るしかなくなった。広河原と戸台口間の南アルプススーパー林道は一般車両の通行が禁止されているので戸台口からバス。
友人のキャンプカーで来たのだが途中でミッショントラブルを起こし、急遽伊那のホテルに泊まり、翌朝朝5時タクシーで戸台口へ。6時前に着いたのだが、マイカーで来た登山客が既に50人以上始発のバスを待っている。ここでも若い人は少なく中年の、しかも女性がマジョリティーを占めている。戸台口から北沢峠までは長谷村村営バスで45分。要所でしかバスが代われない林道。落ちたら一巻の終わりの深い谷を登りつめて行く。途中鋸岳がすごい迫力で迫って来た。我々一般の登山者は登れない難しい山とか。
# by shonanboy-no1ID | 2006-05-30 22:42 | 登山
八甲田、八幡平は山並みは穏やかで温泉が豊富。山は生きている。
青荷温泉までサーフィスで行く。約2時間。津軽平野はりんごの産地。たわわになるりんごの木は迫力さえ感じさせる。1本の木に100~200個くらいなっているだろうか。
北東北山岳・温泉紀行-3(2003.9.20)_f0012301_1955278.jpg

青荷温泉は昨夜の板留温泉から直線で数キロ。先に寄ればいいのだが、立ち寄り湯は10時から3時まで。秘湯として最近日経、読売に大きく取り上げられていた。一昔前は山中の鄙びた湯治宿でしかなかったのだろうが、温泉ブームの昨今、宿も立派になっている。
立ち寄り専門の「健六の湯」は真新しい男女別の湯。東北では珍しい。勿論「龍神の湯」、内湯は混浴。しかし誰も居らず貸切。一人でゆっくり堪能する。露天風呂は男女時間制になっている。ここの湯は薄い黄土色。10センチ以下は見えない。ここは国道から7キロ近く山中なのにどうしてこんなにも人気があるのだろう。単に湯量が豊富だからか。良く分からない。八幡平は駐車場から往復40分ほどなので後生掛温泉の前に秘湯と言われる玉川温泉にも寄ろうとしたが、ガソリンゲージのランプが付いている。八幡平のアスピーデラインより田沢湖よりにあるので諦める。
今後行く機会があるだろうか。アスピーデライン沿いの後生掛温泉に近づくに従い硫黄の臭いが強くなる。湯治宿としてはかなり大規模。
八幡平を訪れる観光客の大半が寄って行くのだろう。しかし沸いている源泉と思われる場所は整備されておらず醜い。磐梯山中の捨てられた「中の湯」の方が良かった。湯質は白濁で若干ウグイス色っぽい黄土色で臭いは強い。温泉って言う感じ。
内湯は男女別だが露天風呂は外で繋がっている。家に帰っても朝まで布団の中は硫黄臭かった。
2時半過ぎ八幡平の駐車場へ。雨が少し強くなる。駐車場でも1600M近くあり頂上まで殆んど登りらしいところはない。登山靴に履き替えずジョギングシューズのままで傘をさして行く。途中大勢の老人に合う。彼等でもこの登りでは不満だろう。
3人の若者に写真を撮ってもらう。今回の山行で始めて自分が被写体になった。
北東北山岳・温泉紀行-3(2003.9.20)_f0012301_1954208.jpg

帰り道であざみ、りんどう、名も無い白い花を撮る。りんどうの濃い群青色が強烈で印象的だった。
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北東北山岳・温泉紀行-3(2003.9.20)_f0012301_19535763.jpg

帰りに八幡平温泉に寄り最後の汗を流す。ここは後生掛温泉と同じ泉質。
家での臭いはここの硫黄かも知れない。ここは最近出来た施設のようだったが80数度の源泉が湯船に注がれ、貸切だったので最も温泉気分に浸れた。
露天風呂も広々して最高。天気が良かったら八幡平の緩やかな稜線をも楽しむことも出来たろう。山も楽だったし、温泉も5箇所も廻れた。愛すべき敵はどうしてチャンスを逃してばかりいるのだろう。何事にも積極的に参加してこそ楽しさと出会うことが出来るのに。
# by shonanboy-no1ID | 2006-05-12 18:47 | 登山